ステータス育成
ステータス
パイロットが持つ各ステータスは、搭乗機体の性能他に補正を掛ける形でゲームに作用している。
ステータスを示すゲージは水色・黄色・紺色・赤紫色・褐色・黒色の6色に塗り分けられ、それぞれ以下の意味を持つ。
水色:初期能力値 黄色:成長量 紺色:成長限界突破量 赤紫色:固定オートスキルによる上昇量
褐色:成長限界までの余地 黒色:ゲージ先端までの余地
「概略的補正量」
ステータス項目 | 補正される値 | 補正量 | |
---|---|---|---|
ステータス値1の時 | ステータス値99の時 | ||
体力 | 「HP」 | チューン値×1.0 | チューン値×2.0 |
射撃 | 「威力」(射撃兵装) | チューン値×1.0 | チューン値×1.5 |
格闘 | 「威力」(格闘兵装) | チューン値×1.0 | チューン値×1.5 |
命中 | 「命中率」 | チューン値×1.0 | チューン値×1.5 |
防御 | 受けるダメージ量 被弾時によろける確率 |
ダメージ量×1.0 | ダメージ量×0.7 |
反応 | 「機動性」 | チューン値×1.0 | チューン値×1.2 |
敏捷 | 「スラスター出力」・「スラスター速度」 | チューン値×1.0 | チューン値×1.2 |
技量 | 「バランサー」・「旋回性能」 | チューン値×1.0 | チューン値×1.2 |
感知 | 「レーダー性能」 | ロック可能距離+0 | ロック可能距離+1500 |
SP | SP回復速度 | 回復速度 220秒/100% | 回復速度 100秒/100% |
※補正量は各ステータスの成長に応じて一時直線的な増加を見せ、その傾きはステータスが99を超えても常に一定を保つ。
個別育成方法
基礎知識
各ステータスには成長に関わる事象が存在し、ステータス値80後半にもなるとそれらを意識しないと値が殆ど伸びなくなる。
特に「敏捷」や「SP」のステータス値は意識的なステップ・意識的なSP行動をしない限り99には届かないと言って良い。
ステータス育成ではこれらのアクションをより効率的に行える場所・条件・行動様式を揃える必要がある。
また、使用する機体にはカスタムパーツ「動作記憶装置」又は「サポートOS」若しくは「脳波測定器」を取り付けると育成の効率が格段に上がる。
これらを装備すると、各機体性能が5~15マイナスされる代わりに得られる経験値が1.2~2.0倍に増加する。作業量を半分にまで減らせる事を
考慮すると、これらのカスタムパーツの装備は半ば必須と言える。
「ステータスの成長に関わる事象」
ステータス項目 | 関わる事象 | 備考 |
---|---|---|
体力 | シチュエーション又は対戦終了時のHP残量 | 補給ポイントでの回復分を含む |
射撃 | 射撃攻撃によるダメージ量・撃墜数 | |
格闘 | 格闘攻撃によるダメージ量・撃墜数 | |
命中 | 攻撃の命中率・命中数,シチュエーションスコアのMSボーナス | |
防御 | 防いだ攻撃の威力 | ダメージの軽減量は無関係 |
反応 | 敵の出現から撃墜までに要した時間 | 30秒以上だと経験値は得られない |
敏捷 | ステップの回数 | |
技量 | シチュエーション又は対戦終了時のHP残量・シチュエーションスコアのMSボーナス | |
感知 | 撃墜数 | |
SP | SPの使用量 |
体力
成長にはシチュエーション終了時のHP残量が相関する。
HPが100%未満だと途端に成長量が激減する為、実質「如何に無傷でシチュエーションを終えるか」が事の全てになる。
①照射ビーム系統兵装を利用した方法
自機にはゼーゴックを選択。機動性のみ1までデチューンし、旋回性能と主兵装3「DIFFUSION BEAM」の性能を最大までチューンする。
次に僚機2機にはアルヴァトーレ、無ければ「照射ビーム系統兵装を持つ飛行移動型機体」を選択。自機と同様に照射ビーム系統兵装の性能を最大まで
チューンし、敵への無駄な接近を避ける為に機動性・スラスター出力・スラスター速度は全て1までデチューンする。
シチュエーション開始後僚機は自動で敵のEx-Sガンダムを主兵装1の照射ビームで貫いてくれる訳だが、一度の照射では弾を撃ち切らず必ず何度か
合間を挟んでしまう。その合間を自機主兵装3の照射ビームが埋める事で「敵に一度も行動の余暇を与えない」という攻撃が可能になる。
そのままEx-Sガンダムを照射ビームに曝し続け、一度も行動可能な状態にさせる事無くHPを削り切る。
自身も設定HPは低めになっている。そしてその理由である「敵機覚醒」時発動の「ALICE」はSPAである為、怯みモーションを取らせ続けている限り
その脅威が機能する事は無い。
尚、全てが整合すればクリアタイムは24秒前後までは短縮出来る。
射撃
射撃兵装により与えたダメージとその撃墜数が相関する。
本ステータスと「格闘」ステータスの成長には「与えるべきダメージ量に相応した敵HP」が必要となるので選択シチュエーションにはEXTRAの対艦戦系が
最適と思われる。しかしこれらのシチュエーションは艦砲の威力が桁違いに高いので、相応の対策が必要となる。
①ブーメラン系統兵装を利用した方法
削るべき敵HPを奪われない様に、僚機は待機状態にする。
被撃墜を防ぐ為に最低限「HP」・「ビーム防御」には手を入れておき、ブーメラン系統兵装の性能は可能な限りチューンしておく。
出現する艦船に対してブーメラン系統兵装で攻撃する。この時、船体の「ロックオンカーソルが合っている位置」付近で撃つと効率良く
ダメージを与えられる。
最後に出現する「ドゴス・ギア」は悍ましい数の艦砲を備えており、船体の何処に回っても砲撃に晒される。これに限っては撃つ位置取り
を考えずに数を撃って沈めた方が良い。安全地帯も在るには在るが、「艦橋直下の僅かな出っ張り」に着地を収めるのは困難を極める。
格闘
格闘兵装により与えたダメージとその撃墜数が相関する。
本ステータスと「射撃」ステータスの成長には「与えるべきダメージ量に相応した敵HP」が必要となるので選択シチュエーションにはEXTRAの対艦戦系が
最適と思われる。しかしこれらのシチュエーションは艦砲の威力が桁違いに高いので、相応の対策が必要となる。
①ラフレシアを利用した方法
自機にはラフレシアを選び、僚機は待機にしておく。
シチュエーションが始まり次第ラフレシアの格闘攻撃を当てに行く訳だが、本シチュエーションは一番手「マゼラン改×3」の弾幕が最も濃く、
機体に元々備わっているタイプの強力なIフィールドも数秒で飛ばされてしまう。なので取り敢えずは後退して船体全てがマップ内に収まる
のを待ち、その後端から順に艦砲を狙って攻撃する。その間も他の艦の弾幕を船体で防ぐ様に位置取り、Iフィールドへの被弾を抑える。
SPはSPAやハイパーモードという体で緊急回避に注ぐと良い。以降の艦船も同様に船体ではなく艦砲を潰す様に攻撃する。
最後に出て来る「ドゴス・ギア」が持つおぞましい数の艦砲潰しは、SPAで行った方が無難に済ませられる。
命中
攻撃の命中率・命中数とシチュエーションスコア内の「MSボーナス」が相関する。
このステータスの育成だけに特化した方法は作り辛く、実際でも「他のステータスを育てていたら何となく上がり切っていた」という育ち方が殆ど。
とにかくシチュエーションをこなしただけ成長するので、ある意味では「他のステータスを育成する事」が本ステータスの育成方法であると捉える事も出来る。
防御
成長には「防いだ」攻撃の威力が相関する。
故にシールド耐久値の減り具合や使用機体の違いによる経験値増減は無く、防いだ攻撃の内訳が同じであればその経験値も同じになる。
シールドを持つ機体には「ガード体勢でなくてもシールドで受けた射撃はガードした事になる」という性質がある為、シールドを持つ機体の方が
雀の涙程ながら若干有利と言える。
また、射撃をIフィールドやPS装甲で受けてしまうと「防いだ」事にはならない為経験値が加算されない。
①シチュエーションルナツー防衛戦を利用した方法
使用シチュエーション:ルナツー防衛戦 使用機体:任意 所要時間目安:2分30秒以下
ルナツー防衛戦では開始時に近くに居るシュツルム・ディアス3機を撃墜すると増援として戦艦「エンドラ」が出現する。
巡航速度の速いこれを撃沈させるとDマップへのルートが開通する。Dマップにはジャムル・フィンが扇状に3機配置されており
高威力の照射ビームを放って来る。これをガードし、途中で起こる敵照射ビームの弾切れはエリア移動によって解消する。
宙空マップでガードした機体を押しやる照射ビームを受け続けるのは難しく、上手く操作しないとすぐに射線から逸れてしまう。更に
敵が複数という事もあり、位置関係によっては照射ビームを防いでいる最中に背中を撃たれる事もある。出来るだけ壁を背にして動く
と良い。
②シチュエーション恐怖!機動ビグ・ザムを利用した方法
使用シチュエーション:恐怖!機動ビグ・ザム 使用機体:V2ガンダム(AB仕様) 所要時間目安:3分00秒以下
僚機は2人とも待機させ、V2ガンダム(AB仕様)は主兵装2の全性能とシールドの「耐久力」を最大までチューンする。
シチュエーション開始後、ビグ・ザムをマップの最上部までおびき寄せる。
最上部まで引き上げたら主兵装2でダメージを与え、その間に撃たれる照射ビームの類は全てガードする。
この時シールド耐久力が0になるまでは撃墜を控え、副兵装なりSPAなりスペシャルスキル発動なり好きに泳がせる。
要は普通の戦闘に「最上部で戦う」・「シールド耐久力を使い切る」という2つの思考を組み込んだだけ。意識すべき事はそれだけだが
「出来るだけ接射する」・「敵の無敵時間を読む」といった意識を加えると効率が良くなる。
照射ビームを見次第自分から飛び込んで行く位の気構えで臨むとクリアタイムは2分30秒を切れる。
③対戦モードを利用した方法
使用シチュエーション:対戦 使用機体:ビグ・ザム,Iフィールドを持たないガード可能な機体 所要時間目安:任意
対戦モードの「対戦」においてマップを「アリーナ」に設定し、プレイヤー枠4つの内2つを待機状態にする。
自機はIフィールドを持たない機体を選択、機体性能の「HP」・「ビーム防御」及び有ればシールドの「耐久力」を最大までチューンする。
敵機にはビグ・ザムを選択、全機体性能を1までデチューンし、主兵装1の各性能を最大までチューンする。その後カスタムパーツの
「予備弾倉」又は「ウェポンラック」を取り付け、スペシャルスキル「錯乱」を持ったパイロットを搭乗させる。
を確認したら、「HP200・ビーム/実弾防御1のビグ・ザム」をHPが30%を切るまで攻撃してスペシャルスキル「錯乱」を発動させる。
「錯乱」によるSPAをガード体勢で受け切ったらビグ・ザムを撃墜し、作業工程を戦闘開始時まで戻す。これを設定時間一杯続ける。
反応
敵の出現からその撃墜までに要した時間が相関する。
要した時間が短ければ短い程得られる経験値も増え、30秒を過ぎるとその敵からは経験値を得られない。
この「敵」にはMSやMAといった「機体」だけでなく、ファンネルやドラグーンといった遠隔操作系統兵装も含まれている。その為、「Gを稼ぐ」等の副目的
が無いのなら各時代の最終シチュエーションを繰り返すよりハイパーボス達のファンネル類を墜とす方が操作は単純で済む。
①シチュエーションアクシズの三女神を利用した方法
自機ラフレシアのみの単機編成でシチュエーションを開始し、レーダーを参照しつつ出来るだけ3機に包囲される様位置取る。
敵のファンネル展開音が聞こえたらロック対象をファンネルに切り替え、誘導性能の高い加速格闘(×+△)を行う。
敵本体も加速格闘に巻き込めるので、これによる敵HPの減り具合が切り上げ時の目安になる。長時間続けたいなら格闘兵装の威力を
デチューンするのも手段の一つ。
SPは贅沢に使ってもすぐ溜まるが、Iフィールドゲージの回復や敵SPAの緊急回避がいつでも出来る様に100%程とっておくと良い。
敏捷
ステップを行った「回数」が相関する。
育成時はどんな方法であれ長時間の方向キー連打がほぼ必須の行動となり、操作のシンプルさから精神的に最も苦痛となり易い項目。
加えて普通のシチュエーションクリアでは得られる経験値が少量で、成長余地が最後まで残り易い。
①宙空マップを利用した方法
使用シチュエーション:帰還 使用機体:MSタイプの操作様式を持つ機体 所要時間目安:5分00秒以下
シチュエーション中に行う操作は宙空マップでのみ出来る連続ステップキャンセル(方向キー1つと×ボタンの交互連打)だけ。
シチュエーションの進行はCPUに任せ、彼我のどちらかが全滅するまでステップキャンセルをし続ける。
「交互連打」というボタン入力に含まれた「同じ方向キーを素早く2回押す」でステップが発動し、それに混ざった×ボタンのスラスター
移動にステップ動作がキャンセルされる。これを繰り返す事で普通に方向キーを連打するより速くステップ回数を稼ぐ事が出来る。
マップは宙空エリア1つだけなので、自機がこの操作に没頭していてもシチュエーションは勝手に進んでくれる。もし味方機が全滅して
しまったら頃合いを見て手を下そう。
技量
シチュエーション終了時のHP残量とシチュエーションスコアのMSボーナスが相関する。
片方だけ優先しても大幅な成長は望めないが、両事象とも「只のシチュエーションクリア」で満たせるので基本的に「命中」のステータスと同様に
「他のステータスを育成していれば勝手に成長する」という認識で良い。
もし「技量」育成の為にシチュエーションをこなすのであれば、敵の多い各時代最終シチュエーションが適する。
感知
敵を撃墜した数が相関する。
この「撃墜した数」にはファンネル類といった遠隔操作系統兵装を落とした回数も含まれる。なので「反応」の育成と同じ様に遠隔操作系統兵装を
持ったハイパーボスに挑むと狭い行動範囲で撃墜数を稼げる。
①シチュエーションアクシズの三女神を利用した方法
自機ラフレシアのみの単機編成でシチュエーションを開始し、レーダーを参照しつつ出来るだけ3機に包囲される様位置取る。
敵のファンネル展開音が聞こえたらロックオン対象をファンネルに切り替え、誘導性能の高い加速格闘(×+△)を行う。
敵本体も加速格闘に巻き込めるので、これによる敵HPの減り具合が切り上げ時の目安になる。長時間続けたいなら格闘兵装の威力を
デチューンするのも手段の一つ。
SPは贅沢に使ってもすぐ溜まるが、Iフィールドゲージの回復や敵SPAの緊急回避がいつでも出来る様に100%程とっておくと良い。
SP
SPの使用量が相関する。
時間経過によるSP回復は時間が掛かってしまうので、やはり敵機撃墜によるSP回復を狙いたい所。
オートスキルに「集中力」を持つパイロットは同じ時間でもより多くのSPを使う事が出来る。
①ゲルググ(カスペン専用)を利用した方法
使用シチュエーション:任意 使用機体:ゲルググ(カスペン専用) 所要時間目安:任意
ゲルググ(カスペン専用)が持つ「ボタンを押し続ける限りSPを高速回復する」という奇抜な副兵装を用いて素早くSPを調達する方法。
使用機体以外は比較的自由度が高く、ゲルググ(カスペン専用)自身も安価で入手出来る。
シチュエーション中は常に副兵装ボタンを押し続ける事を心掛け、溜まった先からチャージ行動・SPA・ハイパーモードと贅沢に使っていく。
②シチュエーションアクシズの三女神を利用した方法
やり方は「反応」や「感知」の項にある同名の方法と全く同じ。本方法はそれらの育成中に溜まる副産物的SPに主眼を置いた物。
SPの回復源となるファンネルは次々無限に湧いてくるので、むしろ「SPが溜まり切らない様に消費し続ける」という表現がしっくり来る。
その回復速度たるや、上手くすると無敵でいる時間の方が長くなる程。
- 最終更新:2013-11-13 00:39:43